いつも試合をやってて、思うこと。
それは・・・。
当然ですが、野球は自分のチームが「0」点では勝てない。
負けるか引き分けかです。
たとえ、ピッチャーが良くて、キャッチャーが良くて、内野が良くて、外野が良くても点を取れなければ勝つことが出来ないんです。
試合をしていて、相手チームのピッチャーがコントロールが悪いとか、キャッチャーのセカンドやサードのスローイングが悪ければ、試合を始める前から、今日は勝てると、いつも思います。
逆にピッチャーのコントロールが良くて、キャッチャーのセカンドやサードのスローイングが良ければ、今日は厳しいなと思います。
なので、初回試合前の相手チームの動きは、集中して確認します。
これが、慣れていないうちは、自分のチームのことで精いっぱいになって、時間が足りずそのまま試合が始まったりすると、すでにその時点で不利な体勢になります。
試合前の役割や準備はパターンなので、指導者と選手,保護者の人含めてあらかじめ打合せしておきましょう。
さて、少年野球に良くある得点のパターンですが、
ノーアウトからフォアボールをもらえると、盗塁でノーアウト2塁 ⇒ 送りバンドでワンアウト3塁 ⇒ ヒットエンドランかスクイズで1点獲得。
ノーアウトからのヒットや、デットボール、相手のエラーも同じことです。
では、ワンアウトランナー無しからではどうでしょうか。
ここでも、フォアボールやヒット、エラーなどでワンアウト1塁 ⇒ 盗塁でワンアウト2塁 ⇒ サード前の送りバンドで内野安打を狙います。
しかし、先程とはチャンスの度合いが全く違いますよね。
ノーアウトからランナーを出すと自チームが攻撃の場合では相当なチャンスとなりますが、自チームが守備の場合では相当なピンチになります。
一般的によく言われることですが、攻撃の場合はノーアウトからランナーを出してチャンスを作れ、守備の場合はノーアウトからランナー出すな。です。
その通りです。
が、少年野球・・・ そうはうまくいきませんよね。
ここは、やっぱりピッチャー・キャッチャーから順番に重要なポジションを、誰に託すか考えていかなくてはならないでしょうか。
守備に関しては、日々の練習でこつこつレベルアップを図るしかありません。
小学生の皆さんを一気にレベルアップすることは不可能です、まして、遊び盛りの年頃。
こんな時こそ指導者の力量が必要で、その指導者によって、チームの未来は左右されます。
のんびりしすぎず、無理しすぎず、焦らずに、適度な調整が必要です。
皆さん、頑張りましょう!!